図書館のBLOG
📚心は孤独な狩人
更新日:2021年01月19日
「心は孤独な狩人」
カーソン・マッカラーズ 著 村上春樹 訳
誰もが孤独の部屋の中から、報われない愛の行き先を探している。1930年代末、アメリカ南部の町のカフェに聾啞の男が現れた。大不況、経済格差、黒人差別……。店に集う人々の苦しみを男は静かに聞き入れ、多感な少女を優しく包みこむ。だがその心は決して満たされない……。フィッツジェラルドやサリンジャーと並ぶ愛読書として、村上春樹がとっておきにしていた古典的名作、新訳で復活!(著書紹介より)