図書館のBLOG
📚ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
更新日:2020年05月19日
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
ブレイディみかこ 著
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。私的で普遍的な「親子の成長物語」だけど、落涙必至の等身大ノンフィクション。
第13回 神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)
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