桐生第一高等学校Kiryu Daiichi High School
進学スポーツコース
コースについて
進学スポーツコースは、硬式野球・サッカー・柔道・陸上競技・バスケットボール・ラグビーと、今年から加わった3x3バスケットボールの7競技の選手たちによって構成されています。このコースでは、一流のコーチ陣から、競技の実践と理論を専門的に学び、それぞれのクラブの目標である全国優勝を目指します。放課後のクラブ活動だけでなく、水曜日・木曜日の5時間目から授業内に組み込まれたクラブ活動「選択実技」を行うことによって、練習時間をたっぷり確保しています。
進学スポーツコースは大学進学を目指すコースでもあります。第一線で活躍するアスリートを養成するだけでなく、社会に貢献できる人材の育成を考えるとき、大学への進学が大きな選択肢になります。大学へ進学するのも、このコースの目標です。コース名に「進学」を冠しているのはそのためです。厳しいクラブ練習をこなしながら、日々勉強に励んでいます。
目指す資格&進路
進学スポーツコースで目指すことのできる取得目標資格と進路実績は下記のとおりです。
資格
- 実用英語技能検定
- 日本漢字能力検定
- 普通救命講習
進路
進学
鹿屋体育大学/群馬大学/高崎経済大学/早稲田大学/慶応大学/明治大学/青山学院大学/法政大学/関西大学/日本大学/東洋大学/専修大学/駒沢大学/神奈川大学/順天堂大学/明治学院大学/國學院大學/大東文化大学/東海大学/亜細亜大学/国士舘大学/帝京大学/日本体育大学/仙台大学/国際武道大学 他
就職
ザスパクサツ群馬/群馬ダイヤモンドペガサス/日野自動車(株)/アキレス(株)/(株)SUBARU/(株)ミツバ/陸上自衛隊/佐川急便(株) 他
大学進学を実現するためのサポート体制
「S クラス」国公立・難関私立大学への
進学を目指すクラス
進学スポーツコースの中に特別選抜クラス 「S クラス」が設置されています。入学時の成績に基づいて選抜されるクラスです。強化指定クラブに所属しながら、国立大学、 難関私立大学合格を目指します。クラスの教科担当教員は生徒の希望を実現するために受験に対応した授業を展開します。
リクルートの学習支援ツール「スタディサプリ」を導入
到達度テストで生徒一人ひとりの正確な学力を把握。生徒の学力に合わせた指導を実践し、クラブ活動に忙しい生徒でも、自分に合わせた自学自習や家庭学習を実現しています。新入試制度に向けた取り組みの一環として活用しています。スポーツと勉強の両立が生徒の可能性を大きく広げます。
( 個人で会員になるより安価な学校価格で利用できます。到達度テストは学校での団体利用のみのサービス)
充実した設備とサポート体制で全国制覇を目指す
充実した設備で思う存分、練習に打ち込める環境がある
ナイター設備を備えた人工芝グラウンドで、ラグビー部が夜遅くまで練習しています。各種のトレーニングマシンが設置されたウェイトルーム、野球部の雨天練習場、遠隔地の生徒のために用意された学生寮、ラグビー部の練習では、太田市にあるパナソニックワイルドナイツのフィールドを使用できます。336のギャラリー席を持つ本格的な体育館を持ち、バスケットボール部はその全面を使って練習しています。
スポーツメンタルサポートを取り入れ、
精神的なスキルアップを目指す
進学スポーツコースではメンタルサポートを取り入れた授業を本格的に実施しています。これは、生徒の心理的競技能力の向上とそれに伴う高いパフォーマンスの発揮を目指したものです。授業内で行うグループワークは認知行動療法的アプローチを取り入れ、さらにアクティブラーニングやITC教育を取り入れた本校独自の内容になっています。
ラグビー留学先として世界的な名門校
バーンサイド高校と、セントビーズ高校とのラグビー協定
ラグビー選手の育成強化を目的としたパートナーシップ協定を、2017年にニュージーランドのバーンサイド高校と、また2018年にはセントビーズ高校と結びました。
希望者は全員、半年間の中期留学ができます。世界を目指す若きラガーマンが集結するプログラムへ参加して、 世界に通用するアスリートを目指します。
プロスポーツ選手 多数輩出
野球
正田樹/小林正人/大広翔治/一場靖弘/久米勇紀/松井雅人/藤岡貴裕/小島脩平/ルシアノ・フェルナンド
サッカー
乾大知/黄大城/蜂須賀孝治/鈴木武蔵/乾貴哉
バスケットボール
小倉渓
受験生へのメッセージ
教員よりメッセージ
進学スポーツコース担当教員 岡部 幸司
各部活動ともに全国大会での優勝を目指し、たっぷりとした練習時間を確保し、努力の毎日を送っています。その一方で、将来の可能性を広げるべく、1年次から文武両道が基本です。従来はスポーツ推薦での進学が主でしたが、がんばって実力でもうワンランク上を目指す気概を持ってほしい。
私自身も高校時代、野球に打ち込み甲子園出場を目指しながら大学へ進学しました。その経験を生かし、文武両道のサポートを行います。3年間高い意識を持って、全国制覇と学力向上を実現してほしいですね。
在校生よりメッセージ
週2回の選択実技は部活動に充てられ、充実した環境で集中的に鍛えることができます。柔道の高校総体では個人優勝、団体準優勝という好成績を収めることができ、チームワーク、リーダーシップなど人間的にも成長できると実感できます。大学進学して柔道を続け、オリンピック出場の夢を実現していきたいです。